「ホームページを自分で制作したいけど、何から手をつけたらいいかわからない」
「自分でホームページ制作する方法や、制作に大事なことを知りたい」
企業や事業の名刺と言っても過言ではないホームページは、無料ツールや利用しやすいツールが普及したため、自分でも制作できるようになりました。
ですが、正しい知識がないと、ただ制作しただけになってしまい、クオリティに問題があると、信用性にも影響してしまいます。
そこで本記事では、初心者が自分でホームページ制作する場合の方法や手順について解説します!
おすすめのホームページ制作ツールや、制作時のポイントについてもまとめているので、これからホームページ制作を検討されている方は、ぜひ参考になさってください。
- ホームページ制作は制作者の知識量に応じて正しいツールを選ぶ
- ホームページ公開後の長期的な運用が大事
- ユーザーファーストのわかりやすいホームページを目指す
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- 丸投げで依頼できてラクラク
- 3万円~でプロに直接依頼できてコスパ◎
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ホームページを自分で制作する前に必要な準備
ホームページの制作方法を見ていく前準備として、まずはホームページ制作にあたってどういった仕組みでできているのか、何が必要なのかを理解しておきましょう。
ホームページの仕組みを理解する
ホームページを作成する前に、まずはその基本的な仕組みを理解しましょう。
ホームページは、HTMLという言語で構成される文書に、CSSでスタイルを加え、JavaScriptで動的な機能を実装することで成り立っています。
HTML (HyperText Markup Language) |
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CSS (Cascading Style Sheets) |
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JavaScript |
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このコードはWebブラウザによって解釈され、ユーザーに視覚的なページとして表示されます。
また、ホームページをインターネット上で公開するためには、ドメインとサーバーが必要になります。
ドメインはホームページのアドレスとして機能し、サーバーはホームページのデータを保管しておく場所です。
ドメインとサーバーを適切に設定し、紐付けることで、世界中の人々がインターネットを通じてホームページにアクセスできるようになります。
レンタルサーバーを契約する
ホームページを公開するためには、サーバーが必要です。
個人や小規模な事業であれば、レンタルサーバーの利用が一般的です。
レンタルサーバーは、サービス提供者が管理するサーバーの一部のスペースを借りる形で、ホームページのデータをインターネット上に公開できます。
レンタルサーバーを選ぶ際には、提供される機能、サーバーの安定性、サポート体制、料金などを比較検討し、自分のホームページの要件に合ったサービスを選びましょう。
また、将来的にホームページが成長した際の拡張性も考慮すると良いでしょう。
ドメインを取得する
ドメインは、ホームページのアドレスとして機能し、インターネット上でのホームページの識別子となります。
ドメイン名は、ホームページの内容やブランドを反映させることができ、訪問者にとって覚えやすいものを選ぶことが望ましいです。
ドメインの取得は、ドメイン登録業者を通じて行います。
独自ドメインを取得することで、ホームページの信頼性を高めやすくなります。
ドメイン名はほかの誰も使用していない唯一のものでないと登録できず、既に使用されているドメイン名は選ぶことができません。
インターネット検索するなどして、希望するドメイン名が利用可能かどうかを事前に確認しましょう。
自分でホームページを制作する方法は4つある
ホームページ制作の方法は、大きく分けて4つあります。
それぞれ、制作担当者がWebページの制作に関してどれくらい知識を持っているか、また制作予算などによってどれを選択できるかは変わってきます。
ホームページ制作は、制作だけではなくその後の運用こそが大事です。
それぞれの制作方法を把握し、自社に適した制作方法を選べるようにしましょう。
WordPress等のCMSで作成する
CMS (Content Management System) は、コンテンツ管理システムの略で、Webサイトの構築、管理、更新を容易にするためのソフトウェアです。
WordPressはその中でも最も人気があり、使いやすさと柔軟性で知られています。
WordPressを使用するメリットは、プログラミングの知識がなくても直感的な操作でウェブサイトを構築できる点です。
豊富なテーマとプラグインにより、デザインや機能を簡単にカスタマイズできます。
また、ブログから企業サイト、ECサイトまで幅広い用途に対応しており、世界中のwebサイトの6割、2つに1つ以上がWordPressで構築されているとも言われています。
ホームページ作成ツールで作成する
ホームページ作成ツールは、プログラミングの知識がない人でもドラッグ&ドロップや選択式のインターフェースを通じてWebサイトを作成できるオンラインサービスです。
WixやSquarespaceなどが有名で、これらのサービスはデザインテンプレートが豊富で、レスポンシブデザイン (スマートフォンやタブレットにも対応) が標準で備わっています。
ホームページ作成ツールの利点は、初心者でも短時間で見栄えの良いウェブサイトを作成できることです。
そのため、特にこだわりは持たずに取り急ぎホームページを制作したい、という場合にはおすすめです。
ただし、テンプレートに依存するため、自由度の高いカスタマイズを求める場合は限界があります。
HTMLやCSSで作成する
先の見出しで解説したような、HTMLやCSSを活用し、一からカスタマイズして自社の好みや狙いに沿ったホームページを制作する方法です。
完全なカスタマイズが可能で、Webページの見た目や動作を細かく調整できることがメリットです。
また、基本的なHTMLとCSSの知識は、Web開発の入門としても非常に価値があるため、自社で運用までの対応やそのほかのWeb開発を行っていく場合には、対応できる人材を確保し自社内製していくのが良いでしょう。
ですがその分、初心者にとっては学習内容が多岐にわたり専門性も高いため、時間と労力が必要になることは考慮しましょう。
プロに依頼する
専門のWebデザイナーやWeb開発者にホームページの制作を依頼する方法です。
プロフェッショナルに任せることで、デザイン性、機能性、ユーザビリティの高いウェブサイトを期待できます。
そのほかにも、SEO (検索エンジン最適化) やモバイル対応など、最新のWeb標準に沿ったサイトを構築できます。
また、制作から運用まで一貫してサポートしてもらえる場合が多いです。
ですがその分費用がかかり、シンプルなサイトでも数十万円から、複雑な機能を持つサイトになると数百万円以上の費用がかかることもあります。
また、自社のイメージと異なる結果になるリスクもあるので、依頼する場合は作成前に入念にイメージや目的などのすり合わせを行いましょう。
ある程度できるところまで自社で対応し、コーディングやデザインなどの作業をプロに依頼する、といった方法もあります。
自分でホームページ制作をするメリット・デメリット
ホームページ制作方法ごとに特徴がありましたが、そもそもホームページ制作を自分で行うことのメリット・デメリットとは何でしょうか。
企業や事業の名刺としても活用されるホームページです。
制作途中で後悔しないよう、メリット・デメリットをしっかり把握しておきましょう。
メリット①:制作費用が安く抑えられる
ホームページ制作会社に依頼すると、デザインや機能によっては数十万円から数百万円の費用がかかることが一般的です。
ですが、自分で制作する場合、外注費用を大幅に削減できます。
無料のホームページ作成ツールや、比較的低コストで利用できるCMS (コンテンツ管理システム) を使用すれば、必要な費用はドメインとホスティングの料金のみとなり、年間数千円程度で済むことが多いです。
自分でホームページを制作することで、初期費用だけでなく、長期的な運用コストも抑えることが可能なため、予算が少ない場合や個人事業主のスタートアップなどに向いています。
メリット②:自分たちの好きなように制作できる
自分でホームページを制作する最大の魅力は、デザインやコンテンツを自由に決められることです。
プロに依頼すると、時には自分の思い描くイメージと異なる結果になることもありますが、自分で制作すれば、自社のブランドイメージやユーザーへのアピールの方向性などを直接反映させられます。
また、市場の変化やユーザーのフィードバックに応じて、迅速にサイトの更新や改善を行うことができるため、常にユーザーにとって魅力的なサイトの維持を叶えられます。
デメリット①:制作の手間や時間がかかる
自分でホームページを制作する場合、特に初心者の方は、制作に必要な知識を一から学ぶ必要があります。
特に本格的なデザインや構成で作成したい場合、HTMLやCSS、場合によってはJavaScriptなどのプログラミング言語の基礎から、デザインの基本、レスポンシブデザインの対応方法など、多岐にわたるスキルを身につけなければいけません。
スキルや知識の習得には相応の時間が必要であり、実際にホームページを制作する作業に入るまでに長い時間がかかる可能性があります。
また、制作過程で予期せぬトラブルに直面した場合、解決するためにさらに時間が必要になることもあるでしょう。
制作初心者が対応する場合は、単純な構成のホームページやテンプレートが充実しているツールの利用がおすすめです。
デメリット②:仕上がりのクオリティに満足いかない可能性がある
プロのデザイナーや開発者に比べると、自分で制作したホームページのクオリティが期待通りにならないことがあります。
特にデザインのセンスやユーザー体験 (UX) の設計には、専門的な知識と経験が必要です。
また、最新のウェブ技術やトレンドを取り入れることも難しくなります。
その結果、見た目が古くなったり、ユーザーフレンドリーでないサイトになってしまう可能性があります。
デメリット③:運用やSEO対策がままならないことがある
ホームページの制作だけでなく、運用やSEO (検索エンジン最適化) 対策も重要な要素です。
しかし、これらに関する知識が不足していると、サイトの更新が滞ったり、ホームページの充実を叶えられず、検索結果で上位に表示されないなどの問題が発生することもあります。
特にSEO対策は、検索エンジンのアルゴリズムが頻繁に更新されるため、常に最新の情報をキャッチアップし、適切な対策を講じなければなりません。
また、安定したWebサイト環境を保つためには保守管理が重要ですが、なかなか素人では対応しきれないことも多くあります。
自分で全てを管理するには、相応の労力と専門知識が求められることを理解しておきましょう。
ホームページを自分で制作する場合の流れ
では、ホームページを自分で制作する場合の具体的な流れを見ていきます。
実際にパソコンで制作する際も注意が必要ですが、コンセプトやターゲット設定などの前準備もしっかり行い、ひとつひとつ確認しながら進めていきましょう。
①ホームページ制作の目的を明確にする
ホームページ制作は、まずその目的を明確にすることから始めます。
この制作目的が、後のすべての作業の指針となります。
例えば、製品やサービスのオンライン販売を目指すのか、企業のブランドイメージを高めるための情報提供が目的なのか、顧客とのコミュニケーションを深めるためのプラットフォーム作りを目指すのか、目的によってホームページの構造やデザイン、必要な機能は大きく異なります。
目的を明確にすることで、無駄な作業を省き、効率的なホームページ制作ができます。
②ターゲットやペルソナを設定する
ホームページのターゲットユーザー、すなわちペルソナを設定しましょう。
ペルソナは、ホームページを訪れる理想的なユーザーの詳細なプロファイルです。
年齢、性別、職業、趣味、興味関心、インターネット利用状況など、具体的な特徴を定義してみましょう。
ペルソナを設定することで、その人たちが求める情報や、ホームページに期待する体験を理解しやすくなり、ユーザー中心のコンテンツやデザインを考えやすくなります。
例えば、スキルアップを目指す社会人向けスクールの場合は以下のようなペルソナを設定できるでしょう。
■ペルソナ設定の例■
名前 | 松井 佳奈・女性 |
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年齢・職業 | 28歳・製造デザイン業 |
月収 | 28万円 |
趣味 | カメラ・グランピング |
好きな食べ物 | エスニック料理 |
現状・悩み |
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③コンセプトを決める
次に、ホームページのコンセプトを決定しましょう。
コンセプトは、ホームページ全体のテーマや方向性、ユーザーに伝えたいメインメッセージです。
このコンセプトに基づいて、デザイン、レイアウト、コンテンツ制作の方向性が決まります。
コンセプトを明確にすることで、ホームページを通じて伝えたい価値や、ユーザーに提供したい体験を具体化できます。
例えば、「ユーザーに安心感を提供する健康関連の情報サイト」「革新的な技術を紹介するスタートアップ企業のサイト」など、コンセプトにはホームページの目的やペルソナの特性が反映されます。
④ホームページの構成を決める
ホームページの構成を決める際には、サイトマップの作成が欠かせません。
サイトマップはホームページの全体像を示す地図のようなもので、サイトマップを作成することで、どのようなページがあり、それらがどのようにリンクしているかを視覚的に確認しやすくなります。
この段階で、トップページ、製品紹介ページ、会社概要ページ、お問い合わせページなど、必要なページの種類とその階層関係を明確にします。
ユーザーが求める情報にスムーズにアクセスできるよう、直感的でわかりやすい構成を心がけましょう。
⑤各ページに盛り込むコンテンツを用意する
各ページに掲載するテキスト内容、画像、動画などのコンテンツを用意しましょう。
コンテンツはホームページの目的とターゲットに合わせて選び、ユーザーに価値を提供できるものを心がけます。
例えば、製品紹介ページでは、製品の特徴や利点を明確に伝えるテキストと、製品の使用イメージを伝える高品質な画像があるとユーザーにも魅力的に伝わります。
コンテンツ作成には時間がかかることもあるため、計画的に進め、後になって足りないものがあった、と余計な手間がかからないよう確認しながら進めましょう。
⑥各ツールを利用しデザイン&ページ作成をする
構成まで作成したら、いよいよホームページのデザインとページ作成に入ります。
様々なツールやプラグインがありますが、初心者には、特にノーコードで作成できるツールがおすすめです。
ノーコードのツールは、プログラミング知識がなくても直感的な操作でデザインやページ構成を行えるため、手軽にオリジナルのホームページを作成できます。
代表的なツールには、WixやSquarespace、WordPressのビジュアルエディターなどがあり、こういったツールを利用することでデザインの自由度を保ちつつ、効率的にホームページを制作できます。
初心者はノーコードで作成できるツールがおすすめ
ノーコードツールの利点は、コーディングスキルがなくても、ドラッグ&ドロップ操作でページをデザインできる点にあります。
多くのツールが豊富なテンプレートを提供しており、これらを利用することで、デザインセンスに自信がない方でもプロフェッショナルな見た目のホームページを作成できます。
ただし、ツールによってはカスタマイズの自由度に限りがあり、無料か有料かでも機能や利用できるテンプレート、プラグインの種類や数は異なります。
自分の理想とするホームページを作成するためには、自社の制作したい内容を反映できるツール選びが重要です。
⑦ブラウザチェックを行う
ホームページが完成したら、まずはブラウザチェックを行います。
ブラウザチェックは、異なるブラウザやデバイスでホームページが正しく表示されるかを確認する作業です。
Google Chrome、Mozilla Firefox、Safari、Microsoft Edgeなど、主要なブラウザでの表示をチェックしましょう。
また、スマートフォンやタブレットなど、異なる画面サイズでの表示も確認が必要です。
この作業を怠ると、一部のユーザーにとってはレイアウトが崩れたり、機能が正常に動作しないホームページになってしまう恐れがあるため、必ず対応しましょう。
⑧テストサーバーで動作確認を行う
次に、テストサーバーでの動作確認を行います。
テストサーバーは、実際にホームページを公開する前に、インターネット上でホームページが正しく動作するかを確認するための環境です。
このテストサーバー上で、リンクの動作確認、フォームの送信テスト、動画や画像の表示確認など、ユーザーが実際に使用する際の動作を全てチェックしましょう。
問題が見つかった場合は、この段階で修正を行います。
⑨ホームページを公開する
全てのチェックが完了したら、いよいよホームページを公開します。
サーバーにファイルをアップロードし、ドメイン設定を行うことで、ホームページがインターネット上に公開されます。
公開後は、改めてブラウザやデバイスでの表示確認を行い、問題がないか最終チェックをします。
また、Googleなどの検索エンジンにサイトマップを提出し、検索結果に表示されるように手続きを行うことも忘れずに行いましょう。
ホームページ公開後に重要な運用ポイント
ホームページを制作して公開するとほっとしてしまいますが、重要なのは公開後です。
ホームページ公開後は、ホームページの質を保ちつつアップグレードしていくために、適切な運用が必要です。
情報を常にアップデートし鮮度を保つ
ホームページを公開した後は、常に情報を最新の状態に保つようにしましょう。
古い情報や時代遅れのコンテンツは、訪問者にあまり良い印象を与えないだけでなく、サイトの価値を下げる原因にもなります。
新しいニュース、製品の更新、ブログ記事の追加など、定期的にコンテンツを更新することで、訪問者に対してサイトが活動的であることを示し、リピーターを増やしやすくなるでしょう。
また、検索エンジンは新しい情報を好むため、SEOの観点からも定期的な更新は有効です。
問い合わせには迅速に対応する
ホームページを公開したら、ホームページに問い合わせが入ってくるようになります。
問い合わせがあった場合、できるだけ早く、かつ適切な回答を提供することで、信頼性とプロフェッショナリズムをアピールでき、顧客満足度の向上を目指します。
問い合わせ対応の遅れは、潜在的な顧客の失望やビジネスチャンスの損失につながる可能性があるため、専任の担当者を設けるか、自動応答システムを導入するなどして、効率的な対応体制を整えることが望ましいです。
SEO対策や集客対策を行う
ホームページを公開した後、集客を実現するためにはSEO対策が欠かせません。
SEO対策とは、検索エンジンの検索結果で自サイトが上位に表示されるように工夫することです。
キーワード選定からコンテンツの最適化、内部リンクの整備まで、多岐にわたる対策を講じます。
重要なのは、目標とする顧客層に合わせた適切なキーワードとコンテンツを盛り込むことです。
SNSを活用した集客やリスティング広告など、SEO以外の集客方法も積極的に併用し、より多くの訪問者を獲得していきましょう。
分析ツールを活用し改善を試みる
ホームページの運用において、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどでのアクセス解析は欠かせません。
訪問者の動向、人気のページ、訪問者がどのようにしてサイトにたどり着いたかなど、貴重なデータを収集できます。
これらのデータを基に、ユーザーのニーズに合わせたサイトの改善やマーケティング戦略の最適化を行うことができます。
定期的な分析と改善の繰り返しにより、ホームページのパフォーマンスを最大化を期待できるだではなく、SEO対策の効果測定にも役立ちます。
ユーザーのニーズに合わせたサイトの改善やコンテンツの最適化を行い、訪問者の満足度を高めましょう。
保守管理を行う
ホームページの長期的な運用には、保守管理が不可欠です。
ドメインやサーバーの更新はもちろん、セキュリティ対策の強化、システムのアップデート、バックアップの取得など、定期的なメンテナンスが必要です。
こういった運用管理の作業を怠ると、サイトの閲覧ができなくなるだけでなく、セキュリティの脆弱性を突かれるリスクも高まります。
外部ツールやプラグインの更新も忘れずに行い、サイトの機能性や安全性を維持しましょう。
保守管理に関しては、素人では難しい対応も多いため、プロに依頼することをおすすめします。
初心者におすすめのホームページ制作ツール7選
ホームページ制作の流れはわかっても、自分に合う制作ツールが何かわからないと困りますよね。
この見出しでは、初心者も使いやすいホームページ制作ツールを7つ紹介します。
ツール名 | WordPress | Jimdo | Wix | STUDIO | Ameba Ownd | BASE | Shopify |
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料金 | 無料 (サーバー代:1,000円程度) |
無料~5,330円 | 無料~12,000円 | 無料~5,680円 | 無料~960円 | 無料~5,980円 | 〜399ドル ※最初の3日間のみ無料 |
難易度 | 初心者〜上級者まで | 初心者向け | こだわりたい方向け | 初心者〜中級者向け | 初心者向け | 初心者向け | 初心者向け (初期設定や構築が少し複雑) |
テンプレート | 11,000以上 | 40 | 900以上 | 30 | 41 | 無料22 / 有料96 | 無料12 / 有料161 |
独自ドメイン | ◯ | 有料プランで対応 (378円~) |
有料プランで対応 (1,200円〜) |
有料プランで対応 (980円~) |
◯ | ◯ | ◯ |
SSL | ◯ (有料サーバー利用の場合) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
特徴 |
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WordPress
- 柔軟性が高く、ブログから企業サイト、ECサイトまで幅広く対応可能
- 豊富なテーマとプラグインで、デザインと機能を簡単にカスタマイズできる
- 大規模なコミュニティと充実した日本語情報で、サポート体制が手厚い
- SEO対策に強く、検索エンジンでの上位表示を目指しやすい
- オープンソースのため利用が無料で、多くのホスティングサービスがWordPress専用のプランを提供
WordPressは、初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに対応したCMSで、世界シェア率No.1を誇ります。
直感的な操作でサイトを構築できる一方で、カスタマイズの自由度が高いため、学習意欲のある初心者や、具体的なデザインや機能を求める上級者にも最適です。
Google推奨のCMSでSEO対策にも秀でており、ブログ運営、企業サイト、オンラインショップなど、多様な用途に対応したい様々な方におすすめします。
Jimdo
- ドラッグ&ドロップで直感的にサイトをデザインできる
- デザインテンプレートが豊富で、見た目の美しいサイトが簡単に作れる
- 無料プランもあり、低予算でホームページ運営を始められる
- 日本語サポートが充実しており、初心者でも安心
- SEO対策機能が標準装備されている
Jimdoは、デザインに自信がない初心者や、手軽に自分のサイトを持ちたい個人事業主、小規模企業に最適なツールです。
操作が簡単で、コーディング知識がなくても直感的におしゃれなサイトを作成できます。
また、日本語のサポートが充実しているのもポイントで、コストを抑えつつもプロフェッショナルなサイトを制作できます。
Wix
- 高度なデザイン自由度で、細部までカスタマイズできる
- 豊富なテンプレートとドラッグ&ドロップ機能で、初心者でも簡単にサイト作成
- 無料プランから始められ、必要に応じて機能拡張が可能
- レスポンシブデザインが標準で、スマホ対応サイトが容易に作れる
- Wix App Marketで追加機能を簡単に導入できる
Wixは、デザインにこだわりたい個人や小規模ビジネスオーナーに最適なホームページ制作ツールです。
直感的なインターフェースと豊富なテンプレートで、初心者でもプロ並みのサイトが作れます。
また、機能拡張もできるため、自由度の高いカスタマイズを求める中級者以上のユーザーも制作を楽しめます。
STUDIO
- デザインの知識がなくても、直感的な操作で美しいウェブサイトが作成できる
- レスポンシブデザイン対応で、PC・タブレット・スマホでの表示が最適化される
- コーディング不要で、ドラッグ&ドロップだけでページが構築できる
- SNSやGoogle Analyticsとの連携が容易
- 日本発のサービスで、日本語サポートが手厚い
STUDIOは、デザインを重視しつつ、コーディング知識がない初心者から中級者まで幅広く対応するウェブデザインツールです。
直感的なUIで誰でも簡単にプロフェッショナルなサイトを作成できます。
特に、デザインにこだわりたいくても技術的な知識は限られているユーザーや、迅速にサイトを立ち上げたい企業にもおすすめします。
Ameba Ownd
- 無料で簡単にオシャレなホームページが作成できる
- ブログやニュース機能が充実しており、コンテンツ発信が容易
- スマートフォン対応のレスポンシブデザインが標準装備
- Amebaユーザーならではのコミュニティ機能を利用できる
- 無料で合計10個までサイト作成可能
Ameba Owndは、特にブログや個人の活動を中心に置いたホームページを簡単に作りたい方に最適です。
無料で始められる手軽さと、Amebaという大きなプラットフォームを背景に持つため、集客力にも期待が持てます。
個人のクリエイターや小規模事業主が、コストをかけずに自身のブランドや活動を発信したい場合にぴったりです。
BASE
- 無料で簡単にオンラインショップを開設できる
- 豊富なデザインテンプレートで、見た目の良いショップが作れる
- スマホアプリでいつでもどこでもショップの管理が可能
- クレジットカード決済や代金引換など、複数の決済方法をサポート
- SEO対策機能やSNS連携が充実している
BASEは、特にオンラインショップの開設を考えている個人事業主や小規模な店舗に最適なツールです。
初期費用や月額費用を抑えつつ、プロフェッショナルなショップを短期間で立ち上げたい方にとって、手軽で効果的な選択肢となります。
また、運営のしやすさを重視する方や、SNSを活用したマーケティングを行いたい方にもおすすめです。
Shopify
- 豊富な機能を備えたプロフェッショナルなECサイトが構築できる
- 多言語対応や複数通貨決済など、グローバルな販売に強い
- 大量の商品登録や複雑な在庫管理もスムーズに行える
- 強力なSEO機能とマーケティングツールが組み込まれている
- 広範なアプリマーケットで、機能拡張が自由自在
Shopifyは、中規模から大規模なオンラインショップを運営したい企業や、グローバル市場への展開を考えているビジネスオーナーに最適です。
初期設定はやや複雑ですが、一度構築すれば、その強力な機能と柔軟性で、幅広いニーズに応えることができます。
オンラインでの販売を本格的に行いたい方や、将来的にビジネスを拡大していく予定のある方におすすめします。
自分でホームページ制作する際のポイント
ホームページ制作ツールを利用しても、重要なポイントを押さえていないと、効果の高いホームページ制作は難しいものです。
この見出しでは、ホームページを制作する際に注意したいポイントについてまとめましたので、ぜひ確認しながら制作を進めましょう。
競合他社との差別化や自社の強みを打ち出した内容にする
ホームページ上に、自社の強みや特色を前面に出し、競合他社との差別化を図ることによって、訪問者に対して自社の魅力を効果的に伝えられます。
市場調査やターゲット分析を行い、自社製品の独自性やサービスの質の高さ、顧客への約束など、自社ならではの価値を洗い出し、明確に打ち出しましょう。
また、顧客の声や成功事例を掲載することで、信頼性を高められます。
競合との比較を通じて、自社の独自性を見つけ出し、ホームページ上で如何に効果的に伝えられるかがわかりやすさや魅力的なホームページを制作する鍵となります。
予算は制作〜運用までで算出する
ホームページの制作にあたっては、初期のデザインや開発だけでなく、運用や更新にかかるコストも考慮に入れて予算を算出しましょう。
ホームページは、制作して終わりではなく、公開した後が本番です。
予算計画を立てる際には、制作コストだけでなく、ドメインやホスティングの費用、定期的なコンテンツ更新やメンテナンス費用、必要に応じた広告費用など、長期的な運用コストを見積もる必要があります。
また、自社のホームページへの訪問者を増やす工夫も必要なため、SEO対策やマーケティング活動にも予算を割り当てましょう。
予算計画は、ホームページの目的や目標を達成するための投資と捉え、適切なバランスを見極めることが大切です。
予算を適切に管理しながらホームページを効果的に運用し、目的達成を目指しましょう。
デザインのトンマナを統一する
ホームページのデザインにおいて、トンマナ (トーン&マナー) の統一は非常に重要です。
トンマナとは、ホームページ全体の雰囲気やスタイルを指し、色使い、フォント、レイアウトなどのデザイン要素が一貫性を持つことです。
デザインの統一は、ホームページの品質を高め、ブランド価値を向上させるために不可欠な要素であり、訪問者に対してプロフェッショナルで信頼性の高い印象を与えます。
ユーザーの混乱を防ぎ、サイトの使いやすさを向上させるためにも、ターゲットとする顧客層やブランドイメージに合わせたデザインを心がけ、ページごとに異なるデザインやスタイルを避けていきましょう。
ファーストビューを大事にする
ホームページのファーストビューは、訪問者がサイトにアクセスした際に最初に目にする部分です。
この最初に目についたページの印象が、ユーザーがサイトに留まるかページを閉じるかを左右すると言っても過言ではありません。
そのため、ファーストビューの制作は特に気を配り、サイトの目的やユーザーに伝えたい最も重要なメッセージを配置します。
魅力的なビジュアル、明確なCTA (コールトゥアクション) 、簡潔で分かりやすいテキストを用いて、訪問者の関心を引き、サイト内深部へと誘導しましょう。
また、ローディング時間の短縮もファーストビューのユーザー体験に直結するため、画像の最適化などの技術的な対策も忘れずに行いましょう。
SSL対応を忘れない
SSL (Secure Sockets Layer) は、ホームページとユーザー間のデータを暗号化し、安全に情報を送受信するための技術です。
SSL対応は、ユーザーの情報を保護するだけでなく、サイトの信頼性を高める上でも非常に重要です。
Googleをはじめとする検索エンジンは、SSL対応サイトを検索結果で優遇する傾向にあり、SSL未対応のサイトは検索順位が下がる可能性があります。
また、ブラウザによっては「安全ではない」と警告されることもあり、ユーザーに安心してサイトを利用してもらうことが難しくなります。
個人情報などのセキュリティ管理の目が厳しくなっている現在、ホームページ制作時には必ず全ページを常時SSL化するようにしましょう。
ユーザー目線でのホームページを制作する
ホームページを制作する際、最も大切なのは「ユーザー目線」でテキスト、画像の配置や構成を考えることです。
訪問者が何を求めているのか、どのような情報が必要なのかを深く理解し、それに応える形でサイトを構築する必要があります。
例えば、商品を探しているユーザーには直感的に商品情報にアクセスできるデザインが求められますし、サービスの詳細を知りたいユーザーには、わかりやすい説明文と視覚的に魅力的な画像が必要です。
また、サイトのナビゲーションはシンプルで直感的に操作できることが重要で、ユーザーが迷わずに必要な情報にたどり着けるようにすることで、サイトからの途中離脱を防げます。
ユーザー目線でのサイト制作は、訪問者の満足度を高め、結果としてサイトのコンバージョン率向上につながるのです。
ホームページ制作の基礎はプロに依頼する
ホームページ制作には、デザインのセンスだけでなく、HTMLやCSSなどのコーディングスキル、SEO対策、セキュリティ対策など、多岐にわたる専門知識が必要です。
特にビジネス用途でホームページを立ち上げる場合、本格的な外観と機能性を確保するために、基礎部分の制作はプロに依頼することをおすすめします。
プロに依頼することで、最新のトレンドに合ったデザイン、ユーザーフレンドリーなUI/UX、検索エンジンに強い構造など、質の高いホームページを構築できます。
また、プロに依頼することで、制作後の保守管理やアップデートもスムーズに行えるため、長期的にサイトを運用していく上での安心感も得られます。
ホームページ公開後は、簡単な更新作業については自社で行うようにし、保守管理などの専門的な業務に関しては、プロに依頼するのも良いでしょう。
予算や目的に応じて、部分的な依頼や全面的な依頼を検討しましょう。
ホームページ制作をプロに依頼するなら「びるどる」で決まり!
ホームページ制作は、こだわりを持ったり本格的なデザインにするほど、費用がかかります。
また、制作し公開した後の運用が何よりも大事です。
そのため、制作だけではなく運用にも予算をさかなくてはいけません。
コストを少しでも抑えるために、できるだけ自社内製できることはして、自社で対応できない業務のみプロに依頼したい、というご担当の方もいらっしゃるでしょう。
プロのエンジニアやクリエイターとのマッチングを行っている「びるどる」なら、コストを抑えつつホームページ制作ができます。
様々なジャンルのホームページ制作や運用に精通
現在、びるどるに登録しているエンジニアやクリエイターは2,000名以上。
また、述べ取引件数5,000社を超える豊富な実績があります。
そのため、ジャンルに限らずホームページの制作・運用に関するあらゆる依頼に対応可能です。
ほしい作業だけ依頼できる
びるどるでは、コーポレートサイトやECサイトはもちろん、WordPressのカスタマイズやロゴ制作のみ、といった細かな依頼にも対応可能です。
ご自身の希望に合わせて対応内容をカスタマイズでき、依頼内容に合わせて専属のチームを作ります。
余計なコストをかけずに、依頼は個人のエンジニアやクリエイターに直接依頼できるため、低予算での制作や運用もプロに依頼できます。
コンシェルジュによる無料サポート
びるどるでは、ご利用者様一組ずつに専属のコンシェルジュがつきます。
「ホームページ制作初心者で、何を依頼したらいいかわからない…」「できるだけ手間をかけずに依頼したい」といった様々なご要望にも柔軟に対応。
丁寧にヒアリングを行い、依頼内容にマッチしたフリーランスを紹介しますので、初心者から制作になれている方まで、幅広い方にご利用いただけます。
まとめ 〜自分でホームページ制作するならポイントを押さえて使いやすい制作ツールを使おう〜
本記事では、自分でホームページ制作する方に向けて、制作の流れやポイントを解説しました。
ホームページを制作するといっても、様々な業種や目的を持ったものがあり、特に初心者は最初のうちはうまく制作できないこともあるでしょう。
ですが、何よりも大事なのは、「ユーザー目線でのホームページを制作すること」です。
誰のためにあるホームページなのかをしっかり理解し、記事の内容を参考に、ぜひユーザビリティの高い充実したホームページを制作してくださいね。
また、自社やご自身では対応できない作業がある場合は、ぜひ「びるどる」にご相談ください!
ご依頼内容や予算に合わせて作る専属の制作チームが、目指すホームページ制作をサポートいたします。