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AWSアカウントを解約するには?解約の流れを分かりやすく解説

「AWSアカウントを解約するには?」

AWSアカウントを解約しようにも、流れがよく分からずお困りの方もいますよね。

今回はそんな方に向けて、AWSアカウントを解約する流れをパターン別で解説します。

シンプルにまとめていますので、当フローをもとに解約しましょう!

AWSアカウントを解約する流れ【3パターンで解説】

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AWSアカウントの解約方法は、アカウントの種類ごとで異なります。

スタンドアロンアカウントを解約する流れ

スタンドアロンアカウントを解約する流れは下記のとおりです。

  1. 解約するAWSアカウントのルートユーザーとしてAWSマネジメントコンソールにサインインする(※注1)
  2. 画面右上のナビゲーションバーでアカウント名か番号を選択し、[アカウント]を選択する
  3. アカウントページ​で[アカウントを閉じる]ボタンをクリックする
  4. アカウントID(閉鎖ダイアログボックスの上部に表示される) を入力する
  5. [アカウントを閉鎖]ボタンをクリックする
  6. アカウント解約の確認メールが届く
    ~以上~

※注1:IAMユーザーまたはロールとしてサインインしている場合は、アカウントを解約できません。

メンバーアカウントを解約する流れ

メンバーアカウントを解約する流れは下記のとおりです。

  1. AWS Organizationsコンソールにサインインする
  2. AWSアカウントページで、解約するメンバーアカウントを選択する
  3. 画面上部のアカウント名の横にある[閉じる]を選択する
  4. メンバーアカウントのIDを入力する
  5. [アカウントを閉じる]を選択してアカウントを選択する
    ~以上~

管理アカウントを解約する流れ

管理アカウントを解約する流れは下記のとおりです。

  1. 解約するAWSアカウントのルートユーザーとしてAWSマネジメントコンソールにサインインする(※注1)
  2. 画面右上のナビゲーションバーでアカウント名か番号を選択し、[アカウント]を選択する
  3. アカウントページ​で[アカウントを閉じる]ボタンをクリックする
  4. アカウントID(閉鎖ダイアログボックスの上部に表示される) を入力する
  5. [アカウントを閉鎖]ボタンをクリックする
  6. アカウント解約の確認メールが届く

※注1:IAMユーザーまたはロールとしてサインインしている場合は、アカウントを解約できません。

AWSアカウントの解約後の流れ・手続きを解説

AWSアカウントの解約後のことも押さえておきましょう。

アカウント解約のメールが届く

上述の方法で解約を済ませると、ルートユーザーのメールアドレスにアカウント解約のメールが届きます。

数時間以内にこのメールが届かないときは、トラブルシューティングのページをチェックしましょう。

解約後90日間以内ならアカウントを再開できる

AWSアカウントを解約して90日以内でしたら、アカウントを再開できます。

90日間を過ぎてしまうと、そのアカウントは永久に閉鎖されて再開できなくなります(AWSアカウントIDを再利用できなくなります)

なお90日の期間中にアカウントを再開させたいときは、サインインの上でAWSのサポート担当への連絡が必要です。

AWSアカウントの解約に関するよくある質問

Q&A

ここでは、AWSアカウントの解約に関するよくある質問をまとめます。

AWSアカウントを解約したのに請求が来るのはなぜ?

AWSアカウントを解約したにもかかわらず、請求情報が送られてくるケースがあります。

この場合はまず料金が発生するリソースを特定し、そのリソースを削除していきましょう。

まずは「Billing and Cost Management」で料金が発生しているリソースをチェックし、画面左側の[請求]→[詳細]のセクションを見てみましょう。

この詳細のセクションで、どのサービスから料金が発生しているのかを特定・処理しましょう。

なお削除の際、必要なデータについてはバックアップを残しておきましょう。

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