ワークポートの退会方法はeコンシェルで1分！引き止めなしの辞め方と個人情報削除の手順

転職活動が終了した、あるいは他のエージェントを利用することになったなどの理由で、ワークポートの退会を検討する際、手続きが面倒ではないかと不安になりやすいです。

特に、担当コンシェルジュと密に連絡を取っていた場合、直接言い出しにくいと感じるケースも少なくありません。

しかし、ワークポートの退会手続きはシンプルで、Web上の管理画面「eコンシェル」からわずか1分程度で完結します。

本記事では、ワークポートの退会方法を解説します。

ワークポートの退会で後悔しないためのポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ワークポートの3つの退会方法

ワークポートを退会する手段は大きく分けて3つあります。

自身の状況や担当者との関係性に合わせて、もっともストレスの少ない方法を選んでください。

ワークポートの退会方法①eコンシェル：設定メニューから退会を選ぶだけ！

もっとも手軽で、心理的な負担が少ないのが、利用者専用ページ「eコンシェル」から手続きを行う方法です。

担当者と直接話す必要がなく、24時間好きなタイミングで処理できます。

引き留めに遭う心配もありません。

手続きが完了すると、登録メールアドレスに「退会完了のお知らせ」が届きます。

これでサービスの利用は停止されます。

ワークポートの退会方法②担当者へのメール連絡：お世話になったコンシェルジュに感謝を伝えられる！

担当の転職コンシェルジュに親身になってもらった場合や、選考中の企業はないものの感謝を伝えたい場合は、メールでの連絡が適しています。

eコンシェルで無言で退会するよりも、一言挨拶を入れることで、お互いに気持ちよく関係を終わらせられます。

将来的に再度ワークポートを利用する可能性があるならば、丁寧な対応をしておいて損はありません。

担当者もプロですので、退会に対して感情的に引き止めたり、怒ったりすることはありません。

明確に意思表示をしてくれたことに感謝されるケースがほとんどです。

ワークポートの退会方法③電話での連絡：急ぎや個人情報削除を直接依頼したい場合におすすめ！

「今すぐ退会処理をしてほしい」「メールだと見落とされないか不安」という場合は、電話での連絡が確実です。

担当コンシェルジュの直通番号、もしくはワークポートの代表電話にかけます。

電話連絡のメリットは、退会手続きと同時に「個人情報の完全削除」を口頭で依頼できる点です。

通常の退会処理だけでは、データベースに個人情報が残る場合があります。

電話で「退会し、個人情報もすべて削除してください」と伝えれば、その場で対応を約束してもらえます。

【理由別】ワークポートの担当者に送る退会メールの例文集

いざ担当者にメールを送ろうとしても、どのような文面が良いか悩みますよね。

ここでは、そのまま使えるシチュエーション別の例文を紹介します。

退会理由別の例文①転職先が決まった場合：感謝を伝えつつきっぱりと終了を告げる

ワークポートからの応募で内定が決まったら、感謝を伝えつつ、これ以上の転職活動は不要として退会の意思を伝えましょう。

退会理由別の例文②他社で転職が決まった場合：正直に伝えつつこれまでの支援に感謝する

「希望の求人がない」「担当者と合わない」「現職が忙しくなった」など、転職活動自体を休止、あるいはサービスに見切りをつける場合も、正直な心情と感謝の気持ちを伝えましょう。

退会理由別の例文③サービスに不満がある・一旦休止したい場合：理由は簡潔に、意思は固く

「希望の求人がない」「担当者と合わない」「現職が忙しくなった」など、転職活動自体を休止、あるいはサービスに見切りをつける場合は、理由を端的かつ強固な意志を持って退会を伝えましょう。

ワークポートを退会する前に確認！後悔しないための3つのポイント

退会手続きは簡単ですが、一度完了すると元に戻せないデータもあります。

トラブルを防ぐために、以下の3点を確認してから手続きを進めてください。

後悔しないためのポイント①選考中の企業がある場合は無断での退会を避ける

退会する際にもっとも避けるべきは、選考が進んでいる最中です。

応募中の企業がある状態でeコンシェルから退会手続きを行うと、ワークポート側で応募の取り下げ処理が行われます。

企業側にも多大な迷惑をかけ、最悪の場合、社会人としての信用も下がります。

もし選考中の企業を辞退して退会したい場合は、必ず担当者にその旨を伝えてください。

後悔しないためのポイント②eコンシェルへのアクセス権を削除すると過去のデータが見れなくなる

退会が完了すると、eコンシェルへのログインができなくなります。

退会後は以下の情報が閲覧不可となります。

職務経歴書をeコンシェル上で作成・保存していた場合、退会前に必ずデータをダウンロード、またはテキストファイルなどにコピーしておきましょう。

苦労して作成した自己PRや職務経歴のデータが消えてしまうと、次の転職活動で一から作り直すことになり、大きな手間となります。

後悔しないためのポイント③退会後も再利用は可能だがデータはリセットされる

ワークポートは、一度退会しても再登録が可能です。

しかし、以前の退会時に個人情報の削除依頼を出していた場合や、一定期間が経過している場合、過去のデータは復活しません。

改めて一から個人情報を入力し、面談を行う必要があります。

「今は忙しいけれど、数ヶ月後に再開するかもしれない」という場合は、退会ではなく「サービスの停止（紹介停止）」を選ぶ手もあります。

担当者に「しばらく活動を休みたいので、求人紹介をストップしてください」と伝えましょう。

ワークポートで登録した個人情報を完全に削除する方法

Web上の「退会手続き」は、あくまでサービスの利用停止を意味するものであり、ワークポートの社内データベースには、個人情報や活動履歴が残る可能性があります。

それは、再登録時の利便性や法的義務による一定期間の保管のためです。

もし情報を完全に消去したい場合は、退会手続きとは別に削除依頼が必要です。

以下のいずれかの方法で申請してください。

担当者に直接依頼する場合、「私の個人情報をデータベースから完全に削除してください」と明記・伝言します。

個人情報保護窓口に連絡する場合、ワークポートの公式サイトにある「個人情報相談窓口」へメールまたは電話で依頼しましょう。

ワークポートが合わなかった場合のおすすめのIT系転職エージェント

ワークポートを退会する理由が「希望のIT求人が見つからなかった」「サポートが合わなかった」という場合、他のエージェントを利用することで状況が好転する可能性があります。

IT業界に強いエージェントにもそれぞれ特徴があります。

自分の属性に合ったサービスへ乗り換えて、転職成功に近づきましょう。

【IT経験者】におすすめの転職エージェント①Geekly（ギークリー）：年収アップと好条件を狙う！

【Geeklyの口コミ・評判】

【IT経験者】におすすめの転職エージェント②ユニゾンキャリア：ポテンシャル採用求人でエンジニアデビュー！

ワークポートの退会に関するよくある質問【Q＆A】

ワークポートの退会に関するよくある質問をまとめました。

Q：退会手続きをしたのにまだメールが届くのはなぜ？

退会処理がシステムに反映されるまで、数日かかる場合があります。その間に、自動配信メールやメルマガが届いてしまうことがあります。

通常は2〜3営業日以内に停止しますが、1週間以上経ってもメールが届く場合は、退会処理が正常に完了していない可能性があります。

その際は、お手数ですが電話またはお問い合わせフォームから確認の連絡を入れてください。

Q：選考に落ちてばかりで気まずいんだけど、何も言わずに退会してもいい？

気まずい気持ちは理解できますが、eコンシェルからの正規の手続きを行うことをおすすめします。

何も言わずに連絡を絶つと、担当者が安否確認のために電話をかけてくる可能性があります。

逆に「退会手続き」さえ済ませてしまえば、それ以上連絡が来ることはありません。

「選考結果が思わしくないため、一度活動を見直します」と理由を選べば、担当者も事情を察してくれます。

Q：退会費用や違約金などはかかる？

一切かかりません。ワークポートを含む一般的な転職エージェントは、企業からの紹介手数料で運営されています。

求職者は、登録から面談、求人紹介、そして退会に至るまで、すべてのサービスを無料で利用できます。

途中で退会したからといって、違約金を請求されることはありませんのでご安心ください。

まとめ～ワークポートの退会は簡単！自分に合った環境の整った転職エージェントで再スタートを～

ワークポートの退会方法にはいくつかの種類がありますが、そのなかでもWeb上の「eコンシェル」がかんたんで便利です。

実際、本記事で紹介した例文に沿ってメールを送れば、対面で担当者に感謝と謝罪の気持ちを伝える必要はありません。

ただ、ワークポートの退会手続きを進めると、選考中の企業との間でトラブルが生じ、登録した個人情報や転職活動の記録などのデータが閲覧できなくなります。

そのため、慎重に考えてタイミングを見計らって退会手続きを進めましょう。

そして、転職活動中に不満があって退会した場合は、自分に合う新しい転職エージェントを探す必要があります。

ワークポートの強みでもあるIT分野のスキル・転職サポートが手厚い「ギークリー」や「ユニゾンキャリア」を利用し、もう一度転職活動に踏み切りましょう。