「アプリ開発に使用するプログラミング言語ってどんな特徴があるの?」
「アプリ開発の種類ごとにどんなプログラミング言語が必要なのか知りたい!」
アプリ開発に欠かせないのがプログラミング言語ですが、知名度の有無に関わらずでいうと、最低でも200種類以上あるとされています。
そのなかでもかなりポピュラーな言語も多数ありますが、これからプログラミング言語を学びたい方や、アプリ開発の世界に踏み込んでばかりの方は特に、どういった言語があるのかわからない方もいらっしゃいますよね。
また、各アプリ開発にどういったプログラミング言語が使えるのかは、何より最初に知っておかなくてはいけません。
そこで今回は、初心者の方に向けて、アプリ開発に使用できるプログラミング言語について解説していきます!
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記事の後半では、アプリの種類ごとに言語の使用可否を表にまとめていますので、気になるところからチェックしてくださいね。
- アプリの種類によって、使用するプログラミング言語は異なる
- 高単価案件を目指すながら、Go / Ruby /Swift がおすすめ
- アプリ開発をプロのフリーランスに外注したい場合は「びるどるPRO」に決まり!
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まずはアプリケーションの種類を知ろう
アプリ開発に必要な言語を見ていく前に、まずはアプリケーションの種類を確認しておきましょう。
種類 | メリット | デメリット | 主な用途・例 |
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Webアプリ |
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ネイティブアプリ |
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ハイブリッドアプリ |
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Webアプリ
Webアプリは、インターネットブラウザ (ChromeやSafariなど) 上で動作するアプリケーションです。
スマートフォン、パソコン、タブレットなど、様々なデバイスからインターネット環境があれば利用でき、インストールが不要なため、手軽に利用開始できるのが大きな利点です。
開発にはHTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術が用いられ、比較的習得しやすい言語が多いため、開発・維持コストを抑えやすく、アップデートも容易に行えます。
ただし、オフライン環境では利用できない点や、端末のカメラやGPSといった固有機能の利用に制限がある点がデメリットです。
キャリアアップを目指すエンジニアにとって、Webアプリ開発はフロントエンド、バックエンド、フルスタックと幅広いキャリアパスが考えられます。
ネイティブアプリ
ネイティブアプリは、スマートフォンやパソコンなどの端末に直接インストールして使用するアプリケーションです。
App StoreやGoogle Playストアからダウンロードし、端末のホーム画面にアイコンが表示されるものがネイティブアプリですね。
端末の機能を最大限に活用できる点が大きな特徴で、カメラ、GPS、加速度センサーなど、端末固有のハードウェアやソフトウェア機能にアクセスでき、さらにオフライン環境でも利用可能なため、場所を選ばずに使用できます。
その一方で開発コストが高く、iOSとAndroidで別々の開発が必要になる点がデメリットです。
キャリアアップを目指すエンジニアが高単価案件を獲得するには、Swift (iOS) やKotlin (Android) の深い知識はもちろん、パフォーマンスチューニングやアーキテクチャ設計などのスキルも重要になります。
ハイブリッドアプリ
ハイブリッドアプリは、ネイティブアプリとWebアプリの両方の特徴を併せ持つアプリケーションです。
見た目や操作感はネイティブアプリのように端末にインストールして使用しますが、内部はWeb技術 (HTML、CSS、JavaScriptなど) を使って構築されています。
一つのソースコードでiOSとAndroidの両プラットフォームに対応できるため、開発コストを抑えられるのが大きな利点ですが、逆に高度な機能実装には制限があります。
GmailやTwitterのように、ブラウザとアプリの両方で提供されているサービスも、広義の意味でハイブリッドアプリと言えるでしょう。
キャリアアップを目指すエンジニアが高単価案件を獲得するには、React NativeやFlutterといったフレームワークの知識に加え、ネイティブアプリ開発の基礎知識も習得することで、より市場価値を高められるでしょう。
アプリ開発におすすめのプログラミング言語15選
①HTML
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ |
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活用例 |
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HTMLはWebページの土台を作る言語であり、タグと呼ばれる要素を使って、見出し、段落、画像、リンクなどの配置を定義します。
ブラウザはHTMLの構造に従ってコンテンツを表示するため、適切なタグ使用が重要になります。
HTMLはプログラミング言語というよりはマークアップ言語に分類されています。
Webページを表示する上で必須の言語であり、CSSと組み合わせて使用することで、Webページのデザインやレイアウトを整えられます。
HTMLを理解することで、Webページの仕組みがよくわかるようになり、マークアップの基本を押さえれば、CSSやJavaScriptとの連携にも踏み込みやすいでしょう。
属性を工夫すると、画面読み上げソフトにも対応しやすく、多様なユーザーに情報を届けられます。
②CSS
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ |
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活用例 |
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CSSは、HTMLで記述されたWebページの見た目(スタイル)を指定するための言語です。
文字の色や大きさ、背景色、レイアウトなど、Webページのデザインを細かく制御でき、例えば、特定の要素の色を赤くしたり、Webページ全体のレイアウトをカラム形式にしたりすることができます。
HTMLとCSSはセットで使われることが多く、HTMLがWebページの骨組みを作るのに対し、CSSはWebページに色や形を与える役割を果たします。
CSSを使うことで、Webページの見栄えを良くしたり、ユーザーにとって使いやすいインターフェースを作れることが特徴です。
メディアクエリを利用すると、レスポンシブデザイン(画面サイズに合わせてレイアウトを調整する技術)を取り込みやすいです。
③JavaScript
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ |
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活用例 |
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JavaScriptは、Webページに動きやインタラクティブ性を持たせるためのプログラミング言語です。
Webブラウザ上で動作するため、特別な環境構築なしにすぐに始められます。
Webアプリ開発において、フロントエンド (ユーザーが直接目にする部分) の構築に欠かせない存在で、例えば、ボタンをクリックした時のアニメーションや、フォームの入力チェック、データの動的な表示などに使われます。
近年では、Node.jsという技術を使うことで、サーバーサイド (データの処理や管理を行う部分) の開発にも使われるようになったことにより、JavaScriptだけでWebアプリ全体を開発することが可能になりました。
豊富なライブラリやフレームワーク (React、Angular、Vue.jsなど) が存在し、学習情報やサンプルが豊富です。
シングルページアプリケーションやリアルタイム通信など幅広い分野に対応しやすいです。
④Python
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ | Webアプリ開発 |
活用例 |
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Pythonは、シンプルで読みやすい文法が特徴のプログラミング言語で、初心者でも比較的簡単に学べます。
Webアプリ開発においては、DjangoやFlaskといったフレームワークがよく使われており、フレームワークを使うことで、効率的にWebアプリを開発できます。
例えば、データベースとの連携や、ユーザー認証、URLルーティングなど、Webアプリに必要な機能を簡単に実装できますよ。
Pythonはデータ分析や機械学習などの分野でも広く使われており、Webアプリ開発以外にも応用範囲が広い言語です。
数値計算用のライブラリが多いので、データサイエンス分野での活用にもつながりやすいでしょう。
Webアプリ開発だけでなく、ほかの分野にも興味がある場合は、Pythonを学ぶことをおすすめします。
⑤PHP
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ | Webアプリ開発 |
活用例 |
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PHPは、Webアプリ開発に特化したプログラミング言語で、動的なWebページを生成するために広く使われています。
WordPressなどのCMS (コンテンツ管理システム) でも使われており、Webサイト構築において重要な役割を果たしています。
HTMLに埋め込んで記述することができ、Webページに動的な要素 (例えば、データベースから取得した情報を表示する) を追加することも可能。
歴史が長く、多くのWebサイトで採用されているため、情報や学習リソースが豊富です。
ただし、近年では他の言語に人気を奪われつつありますが、依然としてWeb開発において重要な言語の一つです。
⑥TypeScript
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ |
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活用例 |
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TypeScriptは、JavaScriptに静的型付けという機能を追加したプログラミング言語です。
静的型付けとは、変数の型 (例えば、数値型、文字列型など) を事前に定義することで、開発時のエラーを減らし、コードの品質を高める仕組みです。
大規模なアプリ開発で特に役立つほか、AngularやReactといったフレームワークでよく使われています。
JavaScriptの知識があれば、比較的スムーズにTypeScriptを学べるでしょう。
TypeScriptを使うことで、より安全で保守性の高いアプリを開発できるため需要が増えており、フロントエンドを長期間維持したい企業にも注目されています。
⑦Ruby
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ | Webアプリ開発 |
活用例 |
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Rubyは日本人が開発した、プログラミングを楽しく行うことを目的として開発された言語です。
シンプルで自然な記述が特徴で、初心者でも比較的学びやすいと言われています。
Webアプリ開発においては、Ruby on Railsというフレームワークが非常に有名で、Railsを使うことで、短期間で効率的にWebアプリを開発できます。
例えば、ブログサイトやSNSサイトなど、Webサービスによくある機能を簡単に実装できますよ。
書籍やオンライン教材が多く、国内でのコミュニティが活発なので、わからない点を調べながら開発を進めやすいです。
短期間で試作を作りたい時に力を発揮しやすく、保守や拡張面でもフレームワークが考慮されているため、継続的に成長させやすいでしょう。
⑧Swift
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ | ネイティブアプリ開発 (iOS) |
活用例 |
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Swiftは、Appleが開発したiOS、macOS、watchOS、tvOS向けのプログラミング言語で、Objective-Cという古い言語の後継として登場しました。
文法がシンプルで読みやすく、初心者でも比較的学びやすいのが特徴です。
安全性にも重点が置かれているため、バグが起こりにくい設計になっており、例えば、コンパイラが型を厳しくチェックすることで、実行時エラーを減らせます。
また、高速に動作するため、パフォーマンスが求められるアプリ開発に適しています。
iPhoneアプリやiPadアプリを開発したい場合は、Swiftを学ぶのがおすすめです。
⑨Kotlin
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ | ネイティブアプリ開発 (Android) |
活用例 |
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Kotlinは、Googleが推奨するAndroidアプリ開発のためのプログラミング言語です。
Javaと互換性があり、Javaで書かれたコードと組み合わせて使うこともできます。
文法が簡潔で、Javaよりも少ないコードで同じ機能を記述できることが特徴。
null安全性という機能があり、nullPointerExceptionというエラーを防ぐのに役立ちます。
Android Studioという開発環境でKotlinを快適に開発でき、設定もほぼ自動で整うため学び始める負担が軽いでしょう。
Javaの文法を知っている方が移行しやすく、今からAndroidに入る方にもおすすめですよ。
⑩ReactNative
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ | ハイブリッドアプリ開発 |
活用例 |
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React Nativeは、Facebookが開発を進めているフレームワークで、JavaScriptを使ってiOSとAndroidの両方のネイティブアプリを開発できます。
Web開発の経験がある場合は、比較的簡単にネイティブアプリ開発を始められるでしょう。
一つのコードベースで複数のプラットフォームに対応できるため、短いサイクルで改修を繰り返しながら開発効率を高められます。
ただし、パフォーマンス面ではネイティブ言語に劣る場合もあります。
ネイティブAPIとも連携しやすく、Web出身のエンジニアがモバイルへ広がる際に便利です。
⑪Go
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ |
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活用例 |
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Goは、Googleが開発したプログラミング言語。
シンプルで高速な処理が特徴で、大規模なシステム開発やネットワークプログラミングなどに適しています。
並行処理 (複数の処理を同時に行うこと) が得意で、効率的なプログラムを作成できます。
Webアプリケーションのバックエンド開発や、ネットワークサーバーの開発などに使われることが多く、比較的学習しやすい言語と言われています。
モバイル向けのGo Mobileを取り入れれば、AndroidやiOSへもアプローチ可能。
大規模な企業がバックエンドに採用している事例も豊富で、安定性を求める場面に向いています。
⑫Dart
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ | ハイブリッドアプリ開発 |
活用例 |
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DartもGoogleが開発したプログラミング言語で、Flutterというフレームワークと組み合わせてハイブリッドアプリ開発に使われます。
Flutterを使うことで、iOSとAndroidの両方で動作するアプリを、一つのコードベースで開発できます。
Dartは高速に動作し、UIの描画性能が高いのが特徴です。
比較的新しい言語ですが、Flutterの人気とともに、Dartを使う開発者も増えています。
美しいUIを持つクロスプラットフォームアプリを開発したい場合は、DartとFlutterの組み合わせを検討すると良いでしょう。
ネイティブアプリに近い操作感を実現できるため、AndroidとiOSをまとめて開発したい方に有用です。
ウェブ版Flutterも存在し、Webとアプリを同じ基盤で連携する計画も見られます。
⑬Java
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ | ネイティブアプリ開発 (Android) |
活用例 |
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Javaは、長年にわたり企業システムからモバイルまで広く使われている、汎用性の高いプログラミング言語です。
豊富なライブラリやフレームワークがあり、Webアプリ開発だけでなく、デスクトップアプリ開発、エンタープライズシステム開発など、スマホから業務用サーバーまで様々な分野で使われています。
コードをコンパイルしてバイトコードに変換し、JVM上で実行する仕組みのため、環境依存を減らしやすい特徴があります。
オブジェクト指向の言語で大規模な開発に向いており、Androidアプリ開発では、長年にわたり主要な言語として使われてきました。
⑭C#
言語の特徴 |
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---|---|
おすすめ開発タイプ |
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活用例 |
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C#は、Microsoftが開発したプログラミング言語で、Windowsアプリ (デスクトップアプリやストアアプリ) の開発によく使われます。
Unityというゲームエンジンでも使用されており、ゲーム開発にも適しています。
Xamarinというフレームワークを使うことで、iOSやAndroidなどのハイブリッドアプリ開発にも利用でき、大手企業が社内システムのモバイル化に利用する事例も増えています。
オブジェクト指向の言語で、Javaと似た文法を持っていることも特徴です。
Visual Studioによるデバッグが充実しており、Windows環境での開発や、ゲーム開発、クロスプラットフォームのモバイルアプリ開発に興味がある場合は、C#の習得がおすすめです。
⑮Rust
言語の特徴 |
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おすすめ開発タイプ | ネイティブアプリ開発 (パフォーマンス重視のアプリ) |
活用例 |
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Rustは、C++に代わる候補として注目され、安全性と高速性を両立するプログラミング言語です。
メモリ安全性に重点が置かれており、所有権やライフタイムなどの概念でバグが起こりにくい設計になっています。
システムプログラミング、組み込み開発、ゲーム開発など、パフォーマンスが求められる分野で使われることが多く、システムプログラミングや高トラフィックのバックエンドに導入される場面が増えています。
可読性を意識した書き方を続ければ、規模拡大にも耐えられるでしょう。
比較的学習コストが高いですが、習得することで、高度なプログラミング技術を身につけられます。
アプリ開発でまず習得しておきたいプログラミング言語は?
ここまでおすすめのプログラミング言語を見てきましたが、初心者が習得をはじめるのにおすすめのプログラミング言語は何でしょうか。
Webアプリ | HTML / CSS /JavaScript |
---|---|
ネイティブアプリ |
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ハイブリッドアプリ | JavaScript&React Native / Dart&Flutter |
Webアプリ
Webアプリ開発を目指すなら、HTML、CSS、JavaScriptの3つは基本中の基本です。
HTMLはWebページの構造を定義し、CSSは見た目を整え、JavaScriptは動きを与えます。
HTML、CSS、JavaScriptの3つはWeb開発の三種の神器とも言われ、Webアプリ開発に携わるなら避けて通れません。
言語を習得することで、動的なWebサイトやWebアプリケーションを作成できるようになります。
さらに、JavaScriptのフレームワークであるReact、Angular、Vue.jsなどを学ぶことで、より高度なWebアプリ開発に挑戦できますよ。
高単価案件では、これらのフレームワークの知識が求められることが多いです。
ネイティブアプリ
ネイティブアプリ開発を目指すなら、iOSアプリ開発ならSwift、Androidアプリ開発ならKotlinを学ぶのがおすすめです。
SwiftはAppleが開発した言語で、iOS、iPadOS、macOSなどApple製品向けのアプリ開発に使われます。
KotlinはGoogleが推奨するAndroidアプリ開発のための言語で、Javaと互換性があり、各OSの機能を最大限に活用した高品質なアプリを開発できます。
高単価案件では、パフォーマンスチューニングやアーキテクチャ設計などの高度なスキルも求められます。
ハイブリッドアプリ
ハイブリッドアプリ開発を目指すなら、JavaScriptとReact Native、またはDartとFlutterの組み合わせを学ぶのが良いでしょう。
React NativeはJavaScriptを使ってiOSとAndroidの両方のアプリを開発できるフレームワークです。
FlutterはDartという言語を使って同様にクロスプラットフォーム開発ができるフレームワークで、一つのコードベースで複数のプラットフォームに対応できるため、開発効率を高められます。
高単価案件では、ネイティブアプリ開発の基礎知識や、パフォーマンス最適化の知識も求められることがあります。
アプリ開発の種類別おすすめプログラミング言語まとめ
おすすめのプログラミング言語について、各アプリ開発との相性をまとめました。
言語 | Webアプリ開発 | ネイティブアプリ開発 | ハイブリッドアプリ開発 |
---|---|---|---|
HTML | ◎ | × | ◎ |
CSS | ◎ | × | ◎ |
JavaScript | ◎ | △ | ◎ |
Python | ◎ | × | △ |
PHP | ◎ | × | × |
TypeScript | ◎ | × | ◎ |
Ruby | ◎ | × | × |
Swift | × | ◎ | × |
Kotlin | × | ◎ | × |
ReactNative | × | × | ◎ |
Go | ◎ | △ | △ |
Dart | × | × | ◎ |
Java | △ | ◎ | △ |
C# | △ | ◎ | ◎ |
Rust | △ | ◎ | × |
Webアプリ開発とハイブリッド開発の両方を担える言語は多数ありますが、ネイティブアプリとハイブリッドアプリの両方を対応できる言語は、上記ではC#のみです。
ハイブリッドアプリは、Webアプリの技術 (HTML、CSS、JavaScript) とネイティブアプリの技術を組み合わせて作られるため、Webアプリの知識があると、ハイブリッドアプリの仕組みを理解しやすくなります。
アプリ開発の用途別おすすめプログラミング言語まとめ
次に、アプリ開発の用途別にプログラミング言語の活用可否についてまとめました。
言語 | iOSアプリ | Androidアプリ | ハイブリッドアプリ |
---|---|---|---|
HTML | △ | △ | ◎ |
CSS | △ | △ | ◎ |
JavaScript | △ | △ | ◎ |
Python | × | × | △ |
PHP | × | × | × |
TypeScript | △ | △ | ◎ |
Ruby | × | × | × |
Swift | ◎ | × | × |
Kotlin | × | ◎ | × |
ReactNative | ◎ | ◎ | ◎ |
Go | × | △ | △ |
Dart | ◎ | ◎ | ◎ |
Java | × | ◎ | △ |
C# | △ | △ | ◎ |
Rust | × | △ | × |
PHP、Ruby、Pythonは、サーバーサイドで動作し、データベースとの連携やビジネスロジックの実装など、Webアプリケーションの裏側を支えています。
RustはSwift(iOS) やKotlin(Android) と連携したり、一部の処理を担うことで、アプリの性能向上に貢献できるのが特徴。
メモリ安全性や並行処理の安全性に優れており、パフォーマンスが重要なアプリ開発に適していますが、あくまで補助的な役割を果たすことが多いため、上記の表では「✕」表示となっています。
Dart、特にReactNativeは比較的万能型といえそうです。
高単価案件を狙えるアプリ開発のプログラミング言語は?
高単価案件を獲得するためには、市場の需要と供給のバランス、そして技術の専門性が重要になります。
まず注目すべきは、Go言語です。
Go言語は比較的新しい言語で、高いパフォーマンスと効率的な開発が可能ため、大規模なシステムや、速度が求められるアプリケーション開発で重宝されています。
将来性も期待されており、今後も高単価案件が見込めるでしょう。
次に、RubyとSwiftも高単価案件が多い言語です。
Rubyは、Ruby on Railsという強力なフレームワークがあり、Webアプリケーション開発で広く使われ、特にスタートアップ企業などで人気があります。
Swiftは、Apple製品向けのアプリ開発に特化しており、iOSアプリ開発には欠かせない言語です。
iPhoneやiPadの普及に伴い、Swiftエンジニアの需要は高く、高単価案件につながりやすいでしょう。
高単価案件を狙えるプログラミング言語に共通するのは、需要が高いこと、または専門性が高いことです。
市場の動向を把握し、需要が高く、かつ自身のスキルを高められる言語を選択することが重要です。
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開発するアプリによって、必要なプログラミング言語が大きく異なることがわかりましたね。
基本となる言語はあるものの、各プログラミング言語を自由に扱い、アプリ開発までたどり着くには相応の習得期間がかかります。
自社でエンジニアを抱えていない場合や、別の言語やアプリの種類の開発に手を出す場合は、外注するのがいちばん正確に早く作成できます。
ですが、外注費用が高くなったり、思うようなプログラマーやエンジニアに出会えなかったりと、開発にたどり着くまでが大変だという企業の方もいらっしゃるでしょう。
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また、フリーランスエンジニアと直接契約のため、中間マージンが発生せず、コストを抑えながらアプリ開発ができることも魅力です。
開発規模や予算に応じて柔軟な対応が可能で、必要な工程だけを選んで依頼することもできますよ。
また、技術力の高いエンジニアによる提案も受けられるので、より良いアプリ開発の方向性を見出せます。
びるどるPROのおすすめポイント②
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アプリ開発とプログラミング言語についてよくある質問
それでは、アプリ開発やプログラミング言語についてよくある質問に回答していきます。
アプリ開発は個人でもできますか?
結論から言うと、アプリ開発は個人でも可能です。
インターネット上にはプログラミングを学べるサイトや教材が豊富にあり、独学でスキルを習得することもできます。
また、ノーコードツールと呼ばれるプログラミング知識がなくてもアプリ開発ができるツールも登場しており、以前に比べて個人がアプリ開発に挑戦するハードルは下がっています。
ただし、本格的なアプリ、例えば大規模なソーシャルゲームやビジネス向けの複雑な業務アプリなどを個人で開発するのは、時間やスキル、リソースの面で非常に困難です。
個人で開発できるのは、比較的シンプルなアプリ、例えば簡単なゲームやツールアプリなどが中心となるでしょう。
個人でアプリ開発を行うメリットは、費用を抑えられること、自分のペースで学習・開発を進められること、そして何より達成感を得られることです。
一方、デメリットとしては、すべてを自分で行うため時間がかかること、専門的な知識が不足する場合があること、そしてサポートを受けにくいことなどが挙げられます。
アプリ開発は何年くらいかかりますか?
アプリ開発にかかる期間は、アプリの種類、規模、機能、開発体制などによって大きく異なります。
アプリの規模 | 簡単なアプリ | 中規模のアプリ | 大規模なアプリ |
---|---|---|---|
開発期間目安 | 数週間から数ヶ月程度 | 数ヶ月から1年程度 | 1年以上、場合によっては数年 |
開発例 |
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個人で開発する場合は、上記よりもさらに時間がかかることを考慮しておきましょう。
特に、プログラミング初心者であれば、学習期間も含めるとさらに長い期間が必要となるでしょう。
日本でいちばん使われている開発言語は?
日本で最も使われている開発言語は、主にJava、JavaScript、Pythonが挙げられます。
日本でいちばん使われている開発言語 | |
---|---|
Java | 長年にわたり企業システムやAndroidアプリ開発で広く使われている。汎用性が高く、大規模開発に向き。 |
JavaScript | Webページの動的な表現やWebアプリケーション開発に不可欠な言語。近年はNode.jsなどの技術の発展により、サーバーサイド開発でも使われるようになった。 |
Python | データ分析、機械学習、AI分野で人気が高く、Webアプリケーション開発でも使われている。近年、教育分野でも採用されることが増え、人気が高い。 |
上記の言語以外にも、PHP、Ruby、C#、Swift、Kotlinなどもよく使われています。
どの言語が最も使われているかは、調査方法や対象とする分野によって異なるため、一概には言えませんが、上記を抑えておくと良いでしょう。
プログラミング言語「Python」はなぜ人気がある?
Pythonは、初心者でも比較的学びやすいシンプルな文法、豊富なライブラリやフレームワーク、そしてデータ分析や機械学習といった分野での高い需要など、以下のような多くの理由で人気を集めています。
■ Pythonが人気の理由 ■
- シンプルな文法:Pythonは英語に近いシンプルな文法を持っており、コードが読みやすく、初心者でも比較的簡単に習得できる。
- 豊富なライブラリとフレームワーク:Pythonには、データ分析、機械学習、Webアプリケーション開発など、様々な分野で使える豊富なライブラリやフレームワークが存在し、開発効率を高めやすい。
- データ分析、機械学習、AI分野での需要:Pythonは、データ分析、機械学習、AI分野で広く使われており、これらの分野の発展に伴い、Pythonエンジニアの需要も高まっている。
アプリ開発にはいくらくらいかかる?
アプリ開発はアプリの種類や開発規模によって費用は大きく異なり、数十万円から1000万円以上とかなり幅があります。
以下の表を参考にしてみてくださいね。
【小規模開発の場合】 基本機能を搭載したシンプルなアプリ |
【中規模開発の場合】 機能を充実させたアプリ |
【大規模開発の場合】 大規模ユーザー向けに提供するアプリ |
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---|---|---|---|
ECサイトアプリ | 50万~100万円 | 100万~500万円 | 500万円以上 |
店舗情報・クーポン発行アプリ | 100万~300万円 | 300万~600万円 | 600万円以上 |
企業・業務管理アプリ | 100万~300万円 | 300万~800万円 | 800万円以上 |
勉強・学習アプリ | 100万~300万円 | 300万~500万円 | 500万円以上 |
位置情報アプリ | - | - | 500万~1,000万円 |
ゲームアプリ | 100万~300万円 | 300万~1,500万円 | 1,500万以上 |
SNSアプリ | 50万~300万円 | 300万~500万円 | 500万円以上 |
チャットボットアプリ | 月額数千~数万円 | 数万~100万円 | 100万円以上 |
マッチングアプリ | 400万~800万円 | 800万~1,500万円 | 1,500万円以上 |
ARアプリ | 数十万~500万円 | 500万~1,000万円 | 1,000万円以上 |
カメラアプリ | 数十万~200万円 | - | - |
Webアプリ | 200万円程度 | 500万円程度 | 500万円以上 |
まとめ 〜アプリ開発で使うプログラミング言語はアプリの種類によって決まる〜
本記事では、アプリ開発に使われるプログラミング言語について主に解説しました。
プログラミング言語は、開発するアプリの種類によって異なります。
まずはどのようなアプリを開発したいか決めてから、使用するプログラミング言語の習得やエンジニア探しを行いましょう。
さまざまな言語の優秀なエンジニアに出会うなら、マッチングサービスの「びるどるPRO」がいちばん!
経験豊かなフリーランスのエンジニアと出会えるだけでなく、ご利用のサポートもばっちりなので、かかる手間を最小限にアプリ開発を進めていけますよ。